ミルグレイン(ミル打ち)の魅力を徹底解説|結婚指輪に選ばれる理由と歴史【CRAFY】

今回は、結婚指輪・婚約指輪のデザインの中でも
時代を越えて多くの人に愛され続ける「ミルグレイン(ミル打ち)」について
詳しくご紹介します。
結婚指輪を選ぶうえで、シンプルさの中にも個性や上品さを求める方にぴったりの
デザインがミルグレインです。100年以上前からヨーロッパで受け継がれてきた伝統技法で
現代でも高い人気を誇っています。
|ミルグレイン(ミル打ち)とは?
ミルグレインとは、リングのエッジやライン上に
「小さな粒状の模様」を一粒ずつ連続して打ち込んでいく装飾技法のこと。
“ミル=千” “グレイン=粒” という語源から、「千の粒」という意味を持ち
永遠・繁栄・長寿といった縁起の良さも象徴しています。
ミルグレインの魅力は、指輪に繊細な輝きとクラシカルな雰囲気を与える点。
粒が連なることで光を細かく反射しシンプルなデザインでもぐっと印象が変わります。
|伝統的で高度な職人技が光るミル打ち
ミル打ちは19世紀頃、イギリスやフランスの貴族たちが身に着けていた
ジュエリーにも多く施されていた技法です。
この技法は、機械で行うのではなく、職人が専用の工具を使い
“一粒ずつ手作業で打刻”していく繊細な工程の積み重ね。
1mmほどの小さな粒を等間隔で均一に刻むには、高い技術と集中力が必要です。
同じ大きさ・同じ深さで粒を並べることで生まれる美しい連続模様。
これは熟練した職人の手仕事だからこそ実現できるものです。
温かさの中に確かな精密さが宿り、手作り指輪ならではの特別感を感じていただけます。
|ミルグレインが持つ意味は「永遠」「繁栄」「長寿」

ミルグレインは見た目の美しさだけでなく、縁起の良い意味を持つことでも人気です。
▪︎千の粒 → 永遠に続く幸せ
▪︎粒の連なり → 途切れない絆
▪︎繁栄・子宝・長寿の象徴
永遠をイメージした意味合いから、ふたりの未来への願いを込めて
選ばれる方が多くいらっしゃいます。
|ミルグレインを結婚指輪に取り入れる魅力

ミル打ちには「デザイン性」以外にも嬉しいメリットがあります。
① シンプルでも高級感・個性が出る
平打ちや甲丸リングなど、シンプルな形状にミルを加えるだけでクラシカルで上品な印象に。
二人で同じ位置にミルを入れれば、ペア感も自然に生まれます。
② 傷が目立ちにくく、長く美しく使える
ミルの粒が光を拡散してくれるため、細かい傷が目立ちにくいという実用性も魅力です。
年月を重ねるほど手に馴染み、アンティーク風の味が増していきます。
③ デザインアレンジが豊富
・センターラインにアクセントとして使用
・リングの縁に細かくミル打ち
・ウェーブラインに沿って流れるように配置
デザインの方向性によって、可愛らしい・アンティーク調・スタイリッシュなど
多彩な表情を見せてくれます。


|年齢・性別を問わず長く使える普遍的なデザイン
ミルグレインは装飾でありながら派手すぎず、日常使いにも馴染むデザインです。
年齢を重ねても似合うので、これから何十年も使い続ける結婚指輪に
とても相性が良いと言われています。
100年以上の歴史を持ちながら、現代のファッションにもすっと馴染む「普遍的な美しさ」。
長く時を共にする指輪にこそふさわしいデザインです。
|ミルグレインのデザインサンプルをご用意
CRAFYでは全店舗でミルグレインを施したリングサンプルをご覧いただけます。
実際に手に取り、指に通しながらイメージを膨らませていただけるので
初めての方も安心です。
「どのデザインが似合うかわからない」
「仕上がりの雰囲気をもっと知りたい」
そんな方もスタッフが丁寧にご案内いたします。
ご相談のみのご予約も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
|CRAFY 店舗情報
ふたりだけの指輪を自分たちで手作りできる指輪工房です。
当日はカウンセリングから完成までスタッフが完全サポートいたします。
ご相談のみのご予約も承っております。
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