結婚指輪・婚約指輪のサイズ直しは縁起悪い?

「結婚指輪やペアリングのサイズ直しは縁起が悪い」と耳にしたことはありませんか?
長く身につける指輪だからこそ、こうした言葉が気になってしまう方も多いと思います。
ですが、実はこの言い伝えには根拠はなく、むしろ“絆を深める機会”にもなるという考え方もあります。
ここでは、サイズ直しにまつわる由来や意味、そしてCRAFYが大切にしている想いについてご紹介します。
|「サイズ直し=縁起が悪い」と言われる理由

まず、この言葉の由来をたどると、
昔から「結婚指輪は二人の縁を象徴するもの」と考えられてきたことにあります。
指輪の“円”は「永遠」を意味し、切れ目のない形が「終わらない愛情」の象徴。
そのため、指輪を一度切って繋ぎ直す=縁が切れると連想されたのが始まりです。
また、結婚生活の節目やトラブルと重なってサイズ直しを行うことが偶然続いたため、
「タイミングが悪かった」という印象が“縁起”として語り継がれたとも言われています。
しかし実際には、指輪のサイズ直しはごく自然なこと。
長い年月を共に過ごす中で、体型や生活スタイルが変化するのは当然です。
「その都度、指輪を自分に合う形に整える」ことこそ、関係を見つめ直す良いきっかけにもなります。
|むしろ“前向きな意味”を持つという考え方

CRAFYでは、サイズ直しを「リセット」ではなく「リメイク」と捉えています。
たとえば、結婚指輪を少し磨き直したり、サイズを調整したりするのは、
「お互いに歩んできた時間を重ね、これからも寄り添っていくための整え」とも言える行為。
日本でも古くから、“直す”“繕う”という行為には、想いをつなぐ力があるとされています。
壊れたものを新しくするのではなく、手をかけて修復しながら長く使い続ける。
それは、夫婦や家族の関係にも通じる美しい考え方です。
指輪のサイズ直しも同じように、
「これからもこの指輪と共に生きていく」という意思の表れなのです。
|サイズ直しが必要になる理由

多くの方が指輪を着け続ける中で、
次のような理由からサイズの変化が起こります。
- 体重や体型の変化
- 季節や気温によるむくみ
- 妊娠・出産を経た体質変化
- 加齢による関節の変化
特に女性の場合、ライフステージの変化に伴い指のサイズも微妙に変わることがあります。
だからこそ、無理に同じサイズを着け続けるよりも、今の自分に合った形へ整えることが大切です。
リングがきつい状態のまま無理に着けていると、
指に跡が残ったり、血流が悪くなったりすることもあります。
美しく、心地よく身につけ続けるためにも、サイズ直しはポジティブな選択です。
|CRAFYのサイズ直し対応について

CRAFYでは、ご購入後のサイズ直しにも丁寧に対応しています。
結婚指輪・婚約指輪ともに、デザインや素材に合わせて最適な方法で調整を行います。
例えば、プラチナやK18などの貴金属は再加工しやすく、
つなぎ目がわからないほど自然に仕上げることが可能です。
また、サイズを変えるタイミングで磨き直しや表面仕上げの掛け直しを無料で行いますので、
まるで新品リングのように生まれ変わります。
※これまで身につけてついた傷をそのまま残すことも可能
職人の手仕事によって蘇るその瞬間は、
「ふたりの関係をもう一度見つめ直す時間」として、多くのご夫婦に喜ばれています。
|サイズを直すときの心の持ち方
大切なのは、「縁起」よりも「想い」。
サイズ直しをするタイミングで、
お互いへの感謝や、これまで歩んできた日々を思い返してみてください。
それはまるで、指輪が語りかけてくるような瞬間。
「これからも寄り添っていこう」という気持ちを再確認できる時間です。

もし“縁起”という言葉が気になる場合は、
直したあとに新しい刻印を入れるのもおすすめです。
「これからも一緒に」「renew our love」など、
前向きな言葉を刻むことで、リングに新しい意味を宿すことができます。
|まとめ:サイズ直しは、関係を育てるひとつの節目

指輪のサイズ直しは、決して縁起が悪いものではありません。
むしろ、それは「今の自分たちに合わせて、これからも歩んでいく」という前向きなサイン。
時とともに変化する自分たちを受け入れながら、
想いを込めて整えていくことで、指輪はより深い意味を持つものになります。
CRAFYでは、“直す”ことも愛の証のひとつと考えています。
何年経っても、自分たちらしい形でリングを大切にできるように。
その想いに、職人が心を込めて寄り添います。
|CRAFY 店舗情報
ふたりだけの指輪を自分たちで手作りできる指輪工房です。
当日はカウンセリングから完成までスタッフが完全サポートいたします。
ご相談のみのご予約も承っております。
気になることなどお気軽にお問い合わせください。